はじめに:「何もない私」がようやく見つけたもの
29歳。
これまで何度も逃げて、何一つ続かず、特別なスキルも肩書きもない。
正直、私より若い人たちが活躍しているのを見ると、情けなくなる時もあるんです。
でも今の私は、「それでも、この生き方でいい」と本気で思えている。
この記事は、そんな私が「未熟者・未到達者」として見つけた人生の話です。
1. 何もかも続かなかった過去
私は10代で柔道整復師の専門学校に通い、国家資格も取りました。
でも、接骨院もデイサービスも2年も続かず、人間関係や価値観のズレで辞めました。
知識を積んでも、現場で活かせず、更に知識を詰んでいかなきゃいけない。常に勉強しても現場では知識も経験も不十分でした。それなのに一端にプライドが高く、熟練の柔道整復師の方と常に口論してました。
「努力しても報われない」「自分はダメなんだ」そんな想いが募って、いつしか耐えきれず心が折れてました。
2. ニート生活と罪悪感
22〜23歳頃かな。心が折れて、何もやる気が出ず、人とも関わりたくない気持ちが続き、1年ほどニート生活をしていました。
最初は「無理に笑わなくて良い」「頑張らなくて良いんだ」という安堵感がありましたが、次第に押し寄せてきたのは「罪悪感」と「自責」でした。
「みんな働いているのに、自分は…」
「情けない、惨めだ。…」
「今の自分に何の勝ちもない」
っと、誰にも責められていないのに、自分で自分をどんどん追い詰めていました。
家族が優しく、何も言わずにただいつもの生活をさせてくれていて、それに対しての罪悪感もありました。
今になっては感謝しかないんですけどね。
3. 救ってくれたのはアニメと物語
そんなとき、私を救ってくれたのがアニメや小説の世界でした。
どんなに辛くても、キャラたちが懸命に生きている姿を見ると心が動きました。
「こんな生き方が在るんだ。」
って救われる気持ちがあり、ずっとアニメ・マンガにのめり込んでいきました。
いつしか、
「私も、こんな物語を生み出したい」
そう思うようになって、少しずつ行動することが出来るようになっていきました。初めはアルバイトや派遣を転々としてましたが、パートタイムで2年弱働くことが出来るようになりました。
パートタイムで決まって働くようになるとどんどんと自己肯定感が上がっていきました。
正直、パートタイム時代のしごとは興味が在るものでも自分に合っているものでもなかったですが、ただ安定して働いている事が心地良かったんです。
4. 自分に合った働き方に出会う
短時間でも安定して働けるようになると、どんどん意欲が出てくるようになりました。その際に、私は「ライトノベル小説を書きたい」と思うようになっていて、同時に、それで食っていけるとは到底思っていなかったので、他に仕事をしながらと考えるようになりました。ただ。正社員として働くことには、まだ不安があったんです。
でも、「自分のペースで収入を得ながら創作も続ける方法」を探していく中で、マーケティングという文言に興味を持って、マーケティング会社に就職しました。不思議とその頃には「何でも出来る」、「やってやる」という気持ちでした。その会社に就職して、出向という形でコールセンターの仕事をする様になりました。
これが、思いの外、自分に合っていて、成績はすごく良かったわけじゃないけど、心は安定がめちゃくちゃ安定していきました。
5. 生き方がようやく定まった
そして28歳の頃に、ようやく自分の生き方が見えてきました。
まあ、去年なんですけどね。
- 声優として キャラクターに命を与えたい
⇒コールセンター勤務した影響で、やっぱり人と話すのは好きなんだなって改めて、実感したんです。その影響で声優の道に本気で歩みたいと固く意思決定ました。
- ライトノベル作家として 世界観や人間関係を深く描きたい
⇒主軸は声優です。ライトノベル執筆は趣味の延長線でやっていきます。ゆくゆくは自分の作品にアテレコするってことができたらと思っています。があんまり気にしず自分のペースでやっていきます。
- マーケや接客も すべては“人を知るための学び”として活かせる
⇒これは声優とライトノベル執筆の役に立つと思っているので、必ず習得して自分のスキルにするってだけです。
もしかしたら、また挫折したり、逃げたくなったりするかもしれません。
でもそれも「私の人生の一部」として受け入れながら、前に進みたいと思っています。
おわりに:未熟者だからこそ、まだ伸びしろがある
今の私は、まだ何者でもありません。
でも、焦りやコンプレックスはもうありません。
「この生き方でいい」って、ようやく思えるようになったからです。
もし、あなたが今「何者でもない自分」に苦しんでいたら。
その状態は、まだ“伸びしろ”があるってことかもしれません。
29歳からでも再出発は出来るので、きっとそれが何歳でも私は再出発してたと思います。
自分の限界は未だ決めなくても、作らなくてもいいだと思います。
私はそうしていくつもりです。

